というわけで、Twitterボット専用フレームワークです。
TuiBotter – Object-oriented PHP framework for Twitter-Bot
最大の特徴は、イベントドリブンでボットが書けること。例えば「フォローされたら、フォローバックする」というコードを書くには、「フォローされた」というイベントに渡ってくる「フォロワー」オブジェクトに対して、「フォローする」というメソッドを投げるだけで実装できます。
実際にコード例を見ながら、簡単に説明します。
class GreetingBot implements TuiBotter_Event_BeFollowed { public function eventBeFollowed(Tuitter_User $user, Tuitter $tuitter) { if(!$user->isFollowing()){ $user->follow(); $user->sendDM('フォローありがとう!'); } } }
基本的には、このBehaviourという「振る舞い」をあらわすクラスを作ることが、そのままボットの人格を作ることになります。
1行目: ボットの名前(GreetingBot)と、必要なイベント(TuiBotter_Event_BeFollowed)
3行目: 「フォローされた」イベント
5行目: フォローしてきたユーザを、こちらから既にフォローしていなかったら…
6行目: フォローする
7行目: DMを送る
これだけで完了です。
イベントは他にも「TLが更新された」「自分が言及された」「自分の発言がRTされた」など種々あり、これらを自由に組み合わせることでボットの人格を比較的容易に形成できます。
動作するのは、PHP5以上。パースにはXMLを用いましたので、json_decodeが含まれていなくても動作します。
ただし、将来的に検索モジュールを追加した場合、必要になるかもしれません。
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