というわけで、早速Jetpack Featureの開発環境を作ってみます。
目標としては、次のような感じ。
- 既存のFirefox 3.0系は、そのまま使えるように残す
- それとは別に、Firefox 3.5 Betaをインストールする
- Firebug 1.4 Alphaも入れる
Firefox 3.5 Betaのインストール
こちらから。日本語にローカライズされたものが良ければ、LanguageがJapaneseのものを選びます。
その際、インストール先のフォルダを現在のものと異なる場所に入れるようにします。
自分はあくまでFF3.0が本線で、これは開発用のブランチという位置づけ。なのでフォルダ名にはこだわらず、次のような場所にインストールしてしまいます。
C:\Program Files\Mozilla Firefox 3.5 Beta 4
ちなみに、本線の方のインストールパスは次の通り。
C:\Program Files\Mozilla Firefox
以後、コマンドの類はこのパスで記述します。自身の環境に適当に読み替えてください。
プロファイルの作成
次に、開発用のプロファイルを作成します。
Firefoxが起動していない状態で、Windowsの[スタート]→[ファイル名を指定して実行]から次のコマンドを実行。
"C:\Program Files\Mozilla Firefox 3.5 Beta 4\firefox.exe" -p
そして「新しいプロファイルを作成」で、開発用プロファイルを作成します。
追加したら、とりあえず「終了」。
起動用ショートカットを作成
本線起動用
"C:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox.exe" -no-remote -p "default"
開発環境起動用
"C:\Program Files\Mozilla Firefox 3.5 Beta 4\firefox.exe" -no-remote -p "Dev Firefox3.5"
これでFirefoxはおしまい。
Firebug 1.4のインストール
Firebugの1.4は未だalpha版ですが、インストールはこちらから。
2009.05.24現在の最新版はa29ですが、ここで注意が必要です。によると実は、現時点での最新バージョンはNet Monitorが一時的に削除されています。そのためFirebug.NetMonitorオブジェクトが生成されず、consoleを扱おうとするとエラーが表示されたり、処理が異様に重くなったりしてしまうようです。
Jetpackの開発用と割り切れば、NetMonitorが含まれているa27以前を入れておくのが良いと思います。
Jetpackのインストール
前回書いた通りで、何も難しいことはありません。
Firefox再起動後、about:jetpackのタブが出ていると思います。
チュートリアルをまとめてみましたので、よかったら参照してください。
Related posts:
- [Jetpack] インストールと開発環境構築準備